「春のめざめ」製作発表会
2010年6月3日http://worldtel.ioi1.net/
「春のめざめ」製作発表会
開幕を楽しみに待っている「春のめざめ」ですが、昨日ブログ記者として製作発表会に行って参りました もうすでに、劇団四季HPや製作日誌の方でも会見の様子がアップされたのでご覧になった方もたくさんいらっしゃると思いますが、★OVERTURE★でも、製作発表会の様子をお伝えしたいと思います今回の製作発表会は、ホテルニューオータニ 芙蓉の間で行われました。以前、「ウィキッド」の製作発表会にも参加させていただきましたが、やっぱりだんだんと会場に近づいてくるとめちゃくちゃ緊張してきました(笑)初日の幕が上がる時や、千秋楽公演で感じる独特の緊張感とは全く別の緊張感です前日に出演予定俳優によるナンバー披露があるという発表をみてからは、楽しみがまた一段と増えて会見への期待感もさらに高まっていたのに、受付をするころにはガチガチに緊張して楽しむ余裕なんて吹っ飛んでしまってました ↑は受付で頂いた「春のめざめ」の資料ですとりあえず席について「春のめざめ」のPVをしばらく観ていると、ようやく緊張もほぐれてきたところで、いよいよ、会見のSTARTです!! ??? 会見には、左から劇団四季 専務取締役 田中浩一氏、「春のめざめ」演出補 横山清崇氏、ミュージカル「春のめざめ」オリジナルプロダクション 音楽監督 キンバリー・グリッグスビー氏、演出助手 宇垣あかね氏、演出助手 由水 南氏が登壇されました。ちなみに、宇垣さんは翻訳を担当、由水さんは稽古進行を担当されているそうです。まず、会見では田中氏より、「春のめざめ」の上演を決定するまでのいきさつが説明されました。田中氏のお話の中でなによりも印象的だった言葉は、劇団内でも賛否両論があった中で、『この作品に込められた普遍的なテーマは劇団四季が取り上げるべきである』という結論に至ったということです。劇団四季が舞台という媒体を通じて観客に伝えようとしていること。それは、人生の感動、人生は生きるに値するというメッセージ。「春のめざめ」もまた、劇団四季が追い続けている問題と何も変わらないと語ったのは横山氏。ミュージカル「SPRING AWAKENING」が誕生するきっかけとなったのは、アメリカ・コロラド州コロンバインで起きた銃乱射事件。悩みを抱える若者たちに何らかのメッセージを伝えられないかという思いからこのミュージカルは製作されました。結果、思春期の少年少女たちの内なる叫びをストレートに表現し、多くの観客の(特に今までミュージカルには縁がなかったような若い世代の人たちの)支持を獲得することに成功したそうです。日本でこのテーマがどのように受け入れられるのか、とても興味が沸きました。今回のこの会見でまず驚いたことは、質疑応答の際にメディア側から意外にシビアな質問が多かったことです。自分たちは単純に『劇団四季でまた新しいミュージカルが観れるんだ!』という感覚でいましたが、質疑応答では「劇団四季で本当にこの作品ができるのか?」というニュアンスも感じられる雰囲気さえあったのです。もちろん、それだけ今回の劇団四季の挑戦にはマスコミ各社が注目しているということでしょうね。劇団四季といえば、親子で楽しく観劇できるというイメージが大きいのは事実です。さすがに予備知識なしで家族で観劇に来ちゃうと、ちょっと気まずかったりしそうです(笑)BWでもセンセーショナルな衝撃を巻き起こした過激な性描写をどうするのか?という質問もあったのです。これに関して横山氏は、こういった表現自体が作品の一部なので出来る限りオリジナルに沿った形でやりたいけれど、日本人がどこまで受け入れられるかがまだ分からないので、そのままやるのか、あるいは一部表現を変えるのかは現時点ではまだ決まってないというお答えでした。この辺りに関しては、四季でもかなり慎重に進めているようです。また、同じ古典が原案になっている「RENT」に何らかの影響を受けているのか?という質問もあったのです。音楽監督のキンバリー氏は、この質問に関してははっきりと「NO!」とおっしゃいました。そして、作品の持つ特徴的な音楽についてかなり掘り下げて詳しく説明があったのです。 キンバリー氏。とってもおキレイな方でした! この作品では音楽は1曲1曲独立していて、音楽は登場人物たちが自分の気持ちを爆発的に表現させるための手段として用いられています。だから、一般的な今までのミュージカルのように歌が物語を進行する役割を担うのではなく、歌は時間を止めて心の内を打ち明けるためのものという方法で表現される。なので劇中、役者はおもむろにハンドマイクを取り出してロックスターさながらに「魂の叫びを」歌い上げる・・・なんて、なんだかすごく斬新で、おもしろそうです。舞台は100年以上前ですが、音楽は1990年代のロックミュージックを使うことで、今の時代を生きる若者たちがより身近に時代を超えて作品をとらえることが出来るのも、この音楽スタイルが重要な役割を果たしているんですね。今まではPVを眺めながら「かっこよさそうな音楽ばかりだな~、なんかいいかも」って漠然と感じていましたが、音楽に対する期待感がさらに高まりました。さあ!!音楽への期待が一気に高まったところで、いよいよ出演予定俳優によるナンバー披露です会見で歌われたのはこの2曲。①「ママ」(MAMA WHO BORE ME)②「ブチギレそう」(THE BITCH OF LIVING)この日、初めて日本語版の歌詞もお披露目です!!当日のミュージカルメンバー 披露キャスト<女性キャスト>勝間 千秋 (かつま ちあき)金平 真弥 (かねひら まや)岸本 美香 (きしもと みか)林 香純 (はやし かすみ)松田 佑子 (まった ゆうこ)<男性キャスト>柿澤 勇人 (かきざわ はやと)加藤 迪 (かとう すすむ)白瀬 英典 (しらせ ひでのり)竹内 一樹 (たけうち かずき)三雲 肇 (みくも はじめ)南 晶人 (みなみ あきと)①「ママ」は女性キャストによるナンバーでした。コーラスがとってもキレイで、なんとなく今まで四季では聞いたことのないような雰囲気かもメロディも心地よく、なんだか新しい何かに出会ったようなワクワク感を同時に感じる歌声でした!!すごいかも、いいかもっ!!②「ブチギレそう」は男性キャストによるナンバーでした。かなりリズムの激しい、(歌詞の内容も激しい・・笑)難しい曲調です!でも、若さと躍動感溢れるパワーを感じましたみんなすごくいい声してます!!しかも柿澤くんがすごくかっこよくて、もうすでにかなり気になる存在になりました四季HPの動画も何度も(笑)観ましたが、この曲に関しては映像になってしまうと会場で感じた迫力がなかなか伝わらなくて、もったいないな~っていう印象です。生だともっともっとかっこよかったし、迫力もあったのです。しかも、今回はピアノ伴奏のみでの披露だったので、本番でオケをバックに衣装を身に着けて歌ったら・・・。絶対、すっごくかっこいいでしょうね!!!待ち遠しいですその他の出演候補メンバー<女性キャスト>有村弥希子・浦壁多恵(ジェイ・ピー)・玉石まどか・谷口あかり・無佐
「春のめざめ」製作発表会
開幕を楽しみに待っている「春のめざめ」ですが、昨日ブログ記者として製作発表会に行って参りました もうすでに、劇団四季HPや製作日誌の方でも会見の様子がアップされたのでご覧になった方もたくさんいらっしゃると思いますが、★OVERTURE★でも、製作発表会の様子をお伝えしたいと思います今回の製作発表会は、ホテルニューオータニ 芙蓉の間で行われました。以前、「ウィキッド」の製作発表会にも参加させていただきましたが、やっぱりだんだんと会場に近づいてくるとめちゃくちゃ緊張してきました(笑)初日の幕が上がる時や、千秋楽公演で感じる独特の緊張感とは全く別の緊張感です前日に出演予定俳優によるナンバー披露があるという発表をみてからは、楽しみがまた一段と増えて会見への期待感もさらに高まっていたのに、受付をするころにはガチガチに緊張して楽しむ余裕なんて吹っ飛んでしまってました ↑は受付で頂いた「春のめざめ」の資料ですとりあえず席について「春のめざめ」のPVをしばらく観ていると、ようやく緊張もほぐれてきたところで、いよいよ、会見のSTARTです!! ??? 会見には、左から劇団四季 専務取締役 田中浩一氏、「春のめざめ」演出補 横山清崇氏、ミュージカル「春のめざめ」オリジナルプロダクション 音楽監督 キンバリー・グリッグスビー氏、演出助手 宇垣あかね氏、演出助手 由水 南氏が登壇されました。ちなみに、宇垣さんは翻訳を担当、由水さんは稽古進行を担当されているそうです。まず、会見では田中氏より、「春のめざめ」の上演を決定するまでのいきさつが説明されました。田中氏のお話の中でなによりも印象的だった言葉は、劇団内でも賛否両論があった中で、『この作品に込められた普遍的なテーマは劇団四季が取り上げるべきである』という結論に至ったということです。劇団四季が舞台という媒体を通じて観客に伝えようとしていること。それは、人生の感動、人生は生きるに値するというメッセージ。「春のめざめ」もまた、劇団四季が追い続けている問題と何も変わらないと語ったのは横山氏。ミュージカル「SPRING AWAKENING」が誕生するきっかけとなったのは、アメリカ・コロラド州コロンバインで起きた銃乱射事件。悩みを抱える若者たちに何らかのメッセージを伝えられないかという思いからこのミュージカルは製作されました。結果、思春期の少年少女たちの内なる叫びをストレートに表現し、多くの観客の(特に今までミュージカルには縁がなかったような若い世代の人たちの)支持を獲得することに成功したそうです。日本でこのテーマがどのように受け入れられるのか、とても興味が沸きました。今回のこの会見でまず驚いたことは、質疑応答の際にメディア側から意外にシビアな質問が多かったことです。自分たちは単純に『劇団四季でまた新しいミュージカルが観れるんだ!』という感覚でいましたが、質疑応答では「劇団四季で本当にこの作品ができるのか?」というニュアンスも感じられる雰囲気さえあったのです。もちろん、それだけ今回の劇団四季の挑戦にはマスコミ各社が注目しているということでしょうね。劇団四季といえば、親子で楽しく観劇できるというイメージが大きいのは事実です。さすがに予備知識なしで家族で観劇に来ちゃうと、ちょっと気まずかったりしそうです(笑)BWでもセンセーショナルな衝撃を巻き起こした過激な性描写をどうするのか?という質問もあったのです。これに関して横山氏は、こういった表現自体が作品の一部なので出来る限りオリジナルに沿った形でやりたいけれど、日本人がどこまで受け入れられるかがまだ分からないので、そのままやるのか、あるいは一部表現を変えるのかは現時点ではまだ決まってないというお答えでした。この辺りに関しては、四季でもかなり慎重に進めているようです。また、同じ古典が原案になっている「RENT」に何らかの影響を受けているのか?という質問もあったのです。音楽監督のキンバリー氏は、この質問に関してははっきりと「NO!」とおっしゃいました。そして、作品の持つ特徴的な音楽についてかなり掘り下げて詳しく説明があったのです。 キンバリー氏。とってもおキレイな方でした! この作品では音楽は1曲1曲独立していて、音楽は登場人物たちが自分の気持ちを爆発的に表現させるための手段として用いられています。だから、一般的な今までのミュージカルのように歌が物語を進行する役割を担うのではなく、歌は時間を止めて心の内を打ち明けるためのものという方法で表現される。なので劇中、役者はおもむろにハンドマイクを取り出してロックスターさながらに「魂の叫びを」歌い上げる・・・なんて、なんだかすごく斬新で、おもしろそうです。舞台は100年以上前ですが、音楽は1990年代のロックミュージックを使うことで、今の時代を生きる若者たちがより身近に時代を超えて作品をとらえることが出来るのも、この音楽スタイルが重要な役割を果たしているんですね。今まではPVを眺めながら「かっこよさそうな音楽ばかりだな~、なんかいいかも」って漠然と感じていましたが、音楽に対する期待感がさらに高まりました。さあ!!音楽への期待が一気に高まったところで、いよいよ出演予定俳優によるナンバー披露です会見で歌われたのはこの2曲。①「ママ」(MAMA WHO BORE ME)②「ブチギレそう」(THE BITCH OF LIVING)この日、初めて日本語版の歌詞もお披露目です!!当日のミュージカルメンバー 披露キャスト<女性キャスト>勝間 千秋 (かつま ちあき)金平 真弥 (かねひら まや)岸本 美香 (きしもと みか)林 香純 (はやし かすみ)松田 佑子 (まった ゆうこ)<男性キャスト>柿澤 勇人 (かきざわ はやと)加藤 迪 (かとう すすむ)白瀬 英典 (しらせ ひでのり)竹内 一樹 (たけうち かずき)三雲 肇 (みくも はじめ)南 晶人 (みなみ あきと)①「ママ」は女性キャストによるナンバーでした。コーラスがとってもキレイで、なんとなく今まで四季では聞いたことのないような雰囲気かもメロディも心地よく、なんだか新しい何かに出会ったようなワクワク感を同時に感じる歌声でした!!すごいかも、いいかもっ!!②「ブチギレそう」は男性キャストによるナンバーでした。かなりリズムの激しい、(歌詞の内容も激しい・・笑)難しい曲調です!でも、若さと躍動感溢れるパワーを感じましたみんなすごくいい声してます!!しかも柿澤くんがすごくかっこよくて、もうすでにかなり気になる存在になりました四季HPの動画も何度も(笑)観ましたが、この曲に関しては映像になってしまうと会場で感じた迫力がなかなか伝わらなくて、もったいないな~っていう印象です。生だともっともっとかっこよかったし、迫力もあったのです。しかも、今回はピアノ伴奏のみでの披露だったので、本番でオケをバックに衣装を身に着けて歌ったら・・・。絶対、すっごくかっこいいでしょうね!!!待ち遠しいですその他の出演候補メンバー<女性キャスト>有村弥希子・浦壁多恵(ジェイ・ピー)・玉石まどか・谷口あかり・無佐
コメント